CEマーキング EU法令一覧

CEマーキングEU法令一覧

CEマーキング EU法令一覧

*この記事は、2024年10月24日に更新されました。

2024年現在の欧州CEマーキングで扱われる各指令/規則を一覧表にまとめました。

各EUページへのリンクも貼りつけておきますので、必要に応じて確認して頂ければと思います。

規則及び指令の名称 法令番号
1. 玩具安全指令
(Safety of toys directive)
「2009/48/EC」
2. 可搬式圧力機器指令
(Transportable pressure equipment directive)

*CEマーキングでは取扱われません。
「2010/35/EU」
3. RoHS指令
(Restriction of hazardous substances in electrical and electronic equipment directive)
「2011/65/EU」
4. 建設製品規則(CPR)
(Construction products regulation)
「(EU)/305/2011」
5. 火工品指令
(Pyrotechnics directive)
「2013/29/EU」
6. レジャー用船舶指令
(Recreational craft directive)
「2013/53/EU」
7. 民間用爆発物指令
(Civil Explosives directive)
「2014/28/EU」
8. 簡易圧力容器指令
(Simple pressure vessels directive)
「2014/29/EU」
9. EMC指令(EMCD)
(Electromagnetic compatibility directive)
「2014/30/EU」
10. 非自動秤指令(NAWI)
(Non-automatic weighing instruments directive)
「2014/31/EU」
11. 計量器指令(MID)
(Measuring Instruments directive)
「2014/32/EU」
12. 昇降機(リフト)指令
(Lifts directive)
「2014/33/EU」
13. 防爆機器指令(ATEX)
(Equipment for potentially explosive atmospheres directive)
「2014/34/EU」
14. 無線機器指令(RED)
(Radio equipment directive)
「2014/53/EU」
15. 低電圧指令(LVD)
(Low voltage directive)
「2014/35/EU」
16. 圧力機器指令(PED)
(Pressure equipment directive)
「2014/68/EU」
17. 海洋機器指令(MED)
(Marine equipment directive)

*CEマーキングでは取扱われません。
「2014/90/EU」
18. ケーブルウェイ装置規則
(Cableway installations regulation)
「2016/424/EU」
19. 個人保護具規則(PPER)
(Personal protective equipment regulation
「2016/425/EU」
20. ガス器具規則(GAR)
(Gas appliances regulation)
「2016/426/EU」
21. 医療機器規則(MDR)
(Medical devices regulation)

*能動埋込医療機器指令 AIMDD(Active implantable medical devices directive)は、医療機器規則(MDR)に置き換えられました。
「2017/745/EU」
22. 体外診断用医療機器規則(IVDMD)
(In vitro diagnostic medical devices regulation)
「2017/746/EU」
23. EU堆肥製品規則(FPR)
(EU fertilising products regulation)
「2019/1009/EU」
24. ドローン - 無人航空機システムおよび第三国の無人航空機システム運用者に関する欧州委員会委任規則 「2019/945/EU」
25. バッテリー規則(BR)
(Battery regulation)
「2023/1542/EU」
26. 機械指令(MD) → 機械規則(MR)
(Machinery directive) → (Machinery Regulation)
「2006/42/EC」「2023/1230/EU」
27. エコデザイン指令
(Ecodesign of energy related products directive)
「2009/125/EC」

EU法令の適用について

CEマーキングでは、ここに挙げられた一覧の中から該当する法令に適合しなければなりません。

CEマーキング適合のための第一歩として、まず行わなければならないのがこの適用指令/規則の選定/調査です。

この一覧表の指令/規則の中から1つの指令だけを適用すればよいというわけではなく、その製品に複数の指令が該当する場合は、複数指令が適用されます。

また、製品によっては、どの指令/規則に該当するのか?判断に迷う場合があるかと思います。

判断するのには難しい、業界はどういった判断をしているのか、など悩ましいことも多々あるかと思います。

イーエムテクノロジーでは、該当指令/規則の適用、規格調査からCEマーキング評価、技術文書/マニュアル作成、CEマーキング適合までの一連業務をサポートしておりますので、数々の評価実績がございます。

CEマークの関連法令が適用されるのは、「最初に市場投入される時」

また、製品のCEマーク関連法令が適用されるタイミングについても、お話しておきたいと思います。

これは、よく誤解されがちなので、ここで改めてご紹介しておきたいのですが、CEマーキングのガイド本などで「CEマーキングの法令が適用される時期とは、最初に欧州市場に投入される時だけである」と説明されているのをご覧になった方も多いかと思います。

この「最初に市場投入される時だけ」という文章の解釈について、解説しておきたく思います。

初めてEU市場に上市される時というのは、その製品モデルの最初の1台目だけに適用されるだけで、その後に市場投入される製品モデルには適用されないという間違った解釈をしている方が、多くいらっしゃいます。

正しくは、製品単体毎に適用されることになっており、最初の1台目だけでなく、続く2台目、3台目・・・とシリアル番号違いの同製品にも適用されます。

最初に市場投入されたモデル型式が変わらなければよいと、そのまま放置しておくと、EU法令違反となってしまいますから、ここの解釈については、十分にご注意下さい。

昔に一度だけCEマーキングの評価を行って、その後は設計変更があったとしても、その当時のCE宣言を使いまわしているという場合、現行規格に対応していない製品ということになりますので、継続生産されている場合は、規格が有効版であるのかどうかなどに注意しなければなりません。

イーエムテクノロジーは、これまで欧州CEマーキング評価/試験について、これまで多くの実績がございます。

専門エンジニアたちがチームを組んで、お客様の状況に応じたカスタム性の高いサポート業務を行っております。

第三者認証機関出身の経験豊富な専門エンジニア、過去事例や必要資料、評価/試験など、CEマーキング業務を進めるため業務体制を整えており、適格性と効率性の面で、他社にはない技術コンサルティングサービスをご提供しております。

また、お客様へご迷惑になるような営業電話等は行っておりませんので、ご相談ごとがございましたら、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

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【イーエムテクノロジー株式会社 技術部】

 

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